ホーム > 増補改訂版 つくられた放射線「安全」論

増補改訂版 つくられた放射線「安全」論  新刊

増補改訂版 つくられた放射線「安全」論

3.11福島原発事故から10年。あのとき専門家や科学者と呼ばれた人たちは一体何を語ってきたのか。

著者 島薗 進
ジャンル 社会
出版年月日 2021/03/08
ISBN 9784881253571
判型・ページ数 A5・268ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

序章 不信を招いたのは科学者・専門家
第一章 放射線健康影響をめぐる科学者の信頼喪失
第二章 放射線の安全性さを証明しようとする科学
第三章 「不安をなくす」ことこそ専門家の使命か?
終章 科学者が原発推進路線に組み込まれていく歴史

このページのトップへ

内容説明

3.11福島原発事故から10年。あのとき専門家や科学者と呼ばれた人たちは一体何を語ってきたのか。そして日本学術会議はどのように動いたのか。

(福島原発事故後)2021年の現在に至っても「被害がなかったことにされる」と感じている人は今も多い。なぜ、どのようにしてそんなことが起こったのか。本書は科学者・専門家の行動と言説という側面から、それを明らかにしようとする。
事故後に信頼を失うような科学者・専門家集団を生み出した日本の科学技術や学術研究のあり方も問い直されなくてはならない。科学者・専門家が多くの人々を惑わし苦しめるような、歪んだ情報発信や政策への関与を行うに至った理由をよく考え直してみたい。(本書より)

このページのトップへ