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東アジアにおける市民社会の形成 <社会科学研究叢書> 15

人権・平和・共生

目次

第1部 東アジアにおける市民社会形成
 第1章 東アジアにおける市民社会の形成 ―経済学的視点から―  内田 弘
 第2章 現代市民社会論の展開 ―日韓「市民社会」研究の意義と課題―  内藤光博
 第3章 韓国における市民社会と市民政治論争  丸山茂樹
第2部 東アジアにおける衛生・医療の発展と市民社会形成
 第4章 香港における公的医療の史的背景  永島 剛
 第5章 神戸医療産業都市と市民社会  高橋 誠
第3部 東アジアにおける産業構造の変化と市民社会形成
 第6章 市民社会における中小企業の役割 ―日本の場合―  黒瀬直宏
 第7章 21世紀における中国の産業政策の展開 ―産業発展と和諧社会の形成―  大西勝明
 第8章 市民社会におけるソーシャル・ビジネスの役割 ―フェアトレードによる商取引の民主化―  神原 理
 第9章 東南アジアのグローバリズムとビジネス社会の変化 ―フィリピンを事例として―  小林 守
第4部 東アジアの民主化運動と共生社会形成の課題と展望
 第10章 琉球の脱植民地化論  松原泰勝
 第11章 先住民アイヌの権利と政策の諸問題  津田仙好
 第12章 韓国の民主化運動と「過去の精算」 ―1980年「光州事件」が切り開いた韓国民主化への道―  内藤光博

【付論】
「光州民衆抗争」30周年特別シンポジウム「抵抗と平和」に参加して ―日本平和学会・韓国全南大学共催,2010.4.30~5.2―  古川 純

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内容説明

経済発展と相互緊密性が進む東アジア地域では、歴史認識や人権の問題があるが、ネットワーク化した新しい市民社会の形成が望まれる。そのための理論的検討や市民運動、公的医療、地域問題等を分析考察する。

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