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事業の発展に伴う責任法の変容

安全配慮義務理論の有用性に関する一考察

事業の発展に伴う責任法の変容
著者 露木 美幸
ジャンル 法律
出版年月日 2013/02/28
ISBN 9784881252758
判型・ページ数 A5・276ページ
定価 本体3,600円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに
第1章 わが国における不作為不法行為の生成と展開
 序論
 1.1 わが国における不作為不法行為の最高裁判決
 1.2 わが国における不作為不法行為に関する学説の展開
 1.3 わが国における不作為不法行為の下級審判例
 1.4 不作為不法行為と安全配慮義務との関係
第2章 わが国における請求権競合論の展開
 序論
 2.1 損害賠償請求権の競合を論じる意義
 2.2 請求権競合の学説の検討
第3章 ドイツにおけるVerkehrspflichtに関する学説と判例
 序論
 3.1 社会生活上の義務の発展に関するフォン・バールの説明
 3.2 社会生活上の義務に関する主要な判例
 3.3 社会生活上の義務に関する主要な学説
第4章 日本における安全配慮義務の生成と展開
 序論
 4.1 わが国での「保護義務」に関する学説の展開
 4.2 わが国における安全配慮義務の学説の展開
 4.3 わが国での安全配慮義務に関する最高裁判例
 4.4 わが国の安全配慮義務に関する主要な下級審判例
結語
あとがき

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内容説明

ドイツで事業の発展に伴って生成してきた社会生活上の義務の理論,およびわが国でほぼ同様の仕方で生成してきた安全配慮義務の理論の有用性について考察し,事業と人々が複雑に交錯する現代社会に最も適切な,民事責任法の構築を検討する。

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