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大逆事件と今村力三郎

訴訟記録・大逆事件 ダイジェスト版

目次


大逆事件の裁判の経緯と争点  日髙 義博
 一 事実の概要
 二 裁判の経緯
  一 予審について
  二 大審院判決
 三 裁判上の争点
  一 皇室危険罪の構成要件
  二 抽象的事実の錯誤について
大逆事件と今村力三郎  矢澤 曻治
 一 私と冤罪への関心
 二 捏罪・・大逆事件
 三 大逆事件における今村の弁護活動
 四 今村弁護士の懲戒請求事件
 五 今村の国家権力の思想問題に対する所見
 六 ヒュマニストである秋水
  (1) 死刑廃止論者
  (2) 非戦論
 七 今村力三郎という人物
 八 終わりに
今村公判ノート  今村 力三郎/森長 英三郎編
 依頼人 幸徳伝次郎
  刑法第七十三條罪
 依頼人 管野スガ
 依頼人 新村忠雄
 依頼人 宮下太吉
 依頼人 古河力作
 依頼人 森近運平
 依頼人 奥宮建之
 依頼人 大石誠之助
 依頼人 峯尾節堂
 依頼人 武田九平
 依頼人 松尾卯一太
 依頼人 飛松与次郎
 依頼人 新村善兵衛
 依頼人 内山愚童
 依頼人 岡林寅松・小松丑治
 公判摘要
 検事弁論
大逆事件判決書  大審院特別刑事部
芻言  今村 力三郎
 自序
 再序
 総記
 無政府主義と暗殺
 裁判官の苦心
 警察と裁判と大逆罪との因果
 暗殺心理の種々相
 抑圧に酬ゆる復讐
 責任論の一
 責任論の二
 責任論の三
 直接行動とその責任者
 大助の悔悟
 法官有情
 其仁如天
芻言後記  今村 力三郎
冤罪考  今村 力三郎

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内容説明

2010年から2011年は、幸徳秋水らにかかる大逆事件の裁判、処刑から百年にあたるため、大逆事件に関する様々な書籍が出版されている。本書は『今村力三郎・訴訟記録 大逆事件(一)~(三)』と『今村力三郎「法廷五十年」』に収載した中から主な部分を選択して復刻したものと新たに書き起こした原稿により,今村力三郎の弁護活動を重点的に収録する。

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