目次
序 論
Ⅰ
張籍における閒居詩の成熟
―太常寺太在任時を中心に―
張籍の「和左司元郞中秋居十首」
―晩唐詩の搖籃―
張籍の「無記名」詩
―徒詩と樂府をつなぐもの―
Ⅱ
友を招く姚合
―姚合詩集團の形成―
姚合の官瀝と武功體
姚合「武功體」の系譜
―尚儉と懶惰の美學―
Ⅲ
賈島の樂遊原東の住居
―移居の背景をめぐって―
詩的世界の現場
―賈島の原東居―
賈島における「泉」の意味
―根源的存在との交わり―
Ⅳ
聞一多の「賈島」
―賈島研究の今日的課題―
聞一多「賈島」(日譯著者)
あとがき
初出一覽
Ⅰ
張籍における閒居詩の成熟
―太常寺太在任時を中心に―
張籍の「和左司元郞中秋居十首」
―晩唐詩の搖籃―
張籍の「無記名」詩
―徒詩と樂府をつなぐもの―
Ⅱ
友を招く姚合
―姚合詩集團の形成―
姚合の官瀝と武功體
姚合「武功體」の系譜
―尚儉と懶惰の美學―
Ⅲ
賈島の樂遊原東の住居
―移居の背景をめぐって―
詩的世界の現場
―賈島の原東居―
賈島における「泉」の意味
―根源的存在との交わり―
Ⅳ
聞一多の「賈島」
―賈島研究の今日的課題―
聞一多「賈島」(日譯著者)
あとがき
初出一覽
内容説明
本書は、中唐から晩唐にかけての社会の高揚期に、富貴から疎外された不遇な生活を送りながら交遊関係にあった詩人たちの姿と苦悩を緻密な筆致で浮彫にした労作である。