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コスタリカの保健医療政策形成

公共部門における人的資源管理の市場主義的改革

コスタリカの保健医療政策形成
著者 丸岡 泰
ジャンル 社会
出版年月日 2008/02/29
ISBN 9784881252017
判型・ページ数 A5・312ページ
定価 本体4,600円+税
在庫 在庫あり
 

目次

はじめに 本書の目的と方法
第Ⅰ章 保健医療政策の普遍化過程
 第1節 20世紀初頭までの保健医療政策
 第2節 1940―60年代の保健医療政策
 第3節 黄金の十年―1970年代
 第4節 「壁のない病院」の政策形成
第Ⅱ章 医療専門職員育成の仕組みと職場の構造
 第1節 医療専門職の正統化運動
 第2節 医師育成体制の形成
 第3節 医師の就職先
 第4節 1980年代以降の医師の需給
 第5節 治療と予防における職場の構造
第Ⅲ章 労働運動の政策への影響
 第1節 保健医療部門の労働運動
 第2節 1982年のストライキ
 第3節 1982年のストの背景調査
 第4節 労働運動による診察数制限
第Ⅳ章 保健医療部門改革
 第1節 経済危機の影響
 第2節 保健省とCCSSのサービス統合
 第3節 代替モデルの検討
 第4節 医師の不正の実態
 第5節 市場主義思想の改革への影響
第Ⅴ章 経営契約
 第1節 経営契約モデル
 第2節 経営契約運用の実態
 第3節 経営契約の管理者への影響
 第4節 経営契約の医師への影響
結論 公的医療保険部門における人的資源管理転換の意義
 保険医療形成の諸要因
 経営契約導入の意義

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内容説明

社会科学の立場から、コスタリカの先進的な「保健医療政策」形成要因の明確化、市場主義思想の影響や人的資源管理のあり方、および「経営契約」導入の意義を明らかにする。

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