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職業と仕事…働くって何?

目次

はじめに
Ⅰ 働くことの意味  大庭 健
 1 「なんのために働くのか」
 2 生きるために働く ― 動物の活動と、人間の労働
 3 過去の想起と、未来の構想
 4 他人の経験 ― 他人に映っているであろう自分!
 5 人-間としての相互依存のネットワーク
 6 仕事をもち、働く
 7 仕事の「価値」 ― 市場という魔物
 8 働く=生きることの多様性
 結びにかえて

Ⅱ 企業の人事戦略  廣石忠司
 1 企業における「人」
 2 これまでの日本企業における人事戦略の歴史
 3 企業の人事制度 (その一)
 4 企業の人事制度 (その二)
 5 企業の人事制度 (その三)
 6 企業の人材ポートフォリオ
 7 従業員を守るもの ― 労働組合
 8 今後の日本企業

Ⅲ 若者の就職における自己と他者
    ― フリーター的・ニート的心性を越えて  下村英雄
 1 大学生の就職活動における「自己分析」
 2 「自己分析」という迷宮への入り口
 3 フリーターとニートの職業意識の特徴
 4 若者の職業意識の二つの類型
 5 なぜフリーター的・ニート的心性に陥るのか① ― 思考実験
 6 なぜフリーター的・ニート的心性に陥るのか② ― 実験室実験
 7 出口はどこにあるのか ― 若者の職業意識と人間関係
 8 就職における自己と他者
 9 まとめ ― フリーター的・ニート的心性を越えて

Ⅳ モデルの再発見 ― 学校から職業への移行モデルの変遷  中野育男
 はじめに
 1 職業意識と就業構造
 2 若年者雇用の法システム
 3 若年者雇用の政策展開
 4 新規学卒就職システムとその破綻
 むすび ― これからのキャリア選択

Ⅴ <働く喜び>と<学ぶ楽しさ> ― <学業>と<仕事>をつなぐ方法  内山哲朗
 1 二つのキーワード ― 「ワーキングプア」と「デイーセントワーク」
 2 「ワーキングプア」 ― 雇用関係の象徴
 3 「デイーセントワーク」 ― <働く喜び>を求めて
 4 「大学内ワーキングプア」から「大学内「デイーセントワーク」へ
  ―〈思考の三要素〉で〈学ぶ楽しさ〉を発見してみよう
 5 <学業>と<仕事>をつなぐ方法 ― 「本物の大学生」になる

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内容説明

現代において「働くことの意味」「学業と仕事をつなぐもの」とは何か。就職について迷い悩む若者たちに、多様化していく仕事の意味や職業・企業について問題提起し、複数の視点から考察を深める。

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