目次
序
1章 <原風景>としての「基地の町」(佐世保/福生)
―『限りなく透明に近いブルー』『69 Sixtynine』『村上龍映画小説集』を中心として―
2章 <母胎>としての「都市」(東京)
―『コインロッカー・ベイビーズ』を中心に―
3章 もう一つの「基地の街」としての熱帯の<島嶼>
(ハワイ,グァム,サイパン・・・・・・そしてキューバ)
―『悲しき熱帯』『だいじょうぶマイ・フレンド』『イビサ』『KYOKO』etc―
4章 <理想郷(ユートピア)>の創造
―『五分後の世界』『ヒュウガ・ウイルス』『希望の国のエクソダス』etc―
1章 <原風景>としての「基地の町」(佐世保/福生)
―『限りなく透明に近いブルー』『69 Sixtynine』『村上龍映画小説集』を中心として―
2章 <母胎>としての「都市」(東京)
―『コインロッカー・ベイビーズ』を中心に―
3章 もう一つの「基地の街」としての熱帯の<島嶼>
(ハワイ,グァム,サイパン・・・・・・そしてキューバ)
―『悲しき熱帯』『だいじょうぶマイ・フレンド』『イビサ』『KYOKO』etc―
4章 <理想郷(ユートピア)>の創造
―『五分後の世界』『ヒュウガ・ウイルス』『希望の国のエクソダス』etc―
内容説明
単一のパースペクティブでは捉えきれないこの作家の小説群の内、情報集積地としての「世界」から発信された作品を照射する。基地の街、母胎としての都市、熱帯の島嶼などをテーマの軸として織り成す気鋭の論考。