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村上龍作家作品研究

村上龍の世界地図

村上龍作家作品研究
著者 南 雄太
ジャンル 文学・語学
出版年月日 2007/03/20
ISBN 9784881251867
判型・ページ数 A5・258ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり
 

目次


1章 <原風景>としての「基地の町」(佐世保/福生)
 ―『限りなく透明に近いブルー』『69 Sixtynine』『村上龍映画小説集』を中心として―
2章 <母胎>としての「都市」(東京)
 ―『コインロッカー・ベイビーズ』を中心に―
3章 もう一つの「基地の街」としての熱帯の<島嶼>
 (ハワイ,グァム,サイパン・・・・・・そしてキューバ)
 ―『悲しき熱帯』『だいじょうぶマイ・フレンド』『イビサ』『KYOKO』etc―
4章 <理想郷(ユートピア)>の創造
 ―『五分後の世界』『ヒュウガ・ウイルス』『希望の国のエクソダス』etc―

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内容説明

単一のパースペクティブでは捉えきれないこの作家の小説群の内、情報集積地としての「世界」から発信された作品を照射する。基地の街、母胎としての都市、熱帯の島嶼などをテーマの軸として織り成す気鋭の論考。

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