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日本国憲法第9条成立の思想的淵源の研究

「戦争非合法化」論と日本国憲法の平和主義

日本国憲法第9条成立の思想的淵源の研究
著者 河上 暁弘
ジャンル 法律
出版年月日 2006/02/10
ISBN 9784881251683
判型・ページ数 A5・428ページ
定価 本体6,200円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

目次

はじめに


第Ⅰ部 日本国憲法第9条成立の思想的背景 ― 日本国憲法第9条成立の「思想的淵源」導出のための予備的考察
 はじめに 日本国憲法の思想的意味 (議論の限定と枠組み)
 第1章 世界史の中の平和思想
 第2章 日本近代思想のレベル (国権と民権)
 第3章 日本国憲法の平和主義条項制定当事者の思想
 第4章 憲法起草当事者の背景にある民衆の思想 ― 「戦争非合法化」論の概観

第Ⅱ部 「戦争非合法化 (outlawry of war)」の理論と歴史的位置
 はじめに
 第1章 戦争違法化の先駆と不戦条約
 第2章 「戦争非合法化 (outlawry of war)」構想成立の背景
 第3章 「戦争非合法化」論と戦争
 第4章 「戦争」から「法と裁判」へ
 第5章 不戦条約と「戦争非合法化」運動

第Ⅲ部 「戦争非合法化」論と日本国憲法第9条
 はじめに 二つの思想継承ルート
 第1章 不戦条約と「戦争非合法化」運動
 第2章 憲法9条の起草当事者 (幣原・マッカーサー)への影響
 第3章 「戦争非合法化」論と日本国憲法第9条の平和主義

結語 検討内容及び結論と今後の課題

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内容説明

世界の平和主義や日本国憲法起草者の思想を検討し、1920年代にアメリカを中心に提唱・展開された「戦争非合法化」思想及び運動が、日本の憲法第9条成立にどのように影響したのか考察する。

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