目次
第一章 序論
第二章 分析心理学は宗教か ― 近年の議論から
第三章 心理療法と世界観 ― ユング自伝に見る神話としての分析心理学
第四章 初期のキリスト教批判 ― 父とA. リッチェルとの対話
第五章 フロイトとの関係に見る宗教観
第六章 個体化論とグノーシス主義
第七章 ブーバーとの論争をめぐって
第八章 ホワイト神父との対話と『ヨブへの答え』
第九章 結論
第二章 分析心理学は宗教か ― 近年の議論から
第三章 心理療法と世界観 ― ユング自伝に見る神話としての分析心理学
第四章 初期のキリスト教批判 ― 父とA. リッチェルとの対話
第五章 フロイトとの関係に見る宗教観
第六章 個体化論とグノーシス主義
第七章 ブーバーとの論争をめぐって
第八章 ホワイト神父との対話と『ヨブへの答え』
第九章 結論
内容説明
ユングが展開してきた「神学」は異端的、異教的であり、新宗教やカルトとも並び称される。本書は、ユングが生涯にわたって示したキリスト教へのこだわりに着目し、その宗教論の特徴を明らかにする。