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東北アジアの法と政治 <社会科学研究叢書> 7

目次

I編 東北アジアの歴史的問題
   ― 戦後補償の「壁」
第1章 戦後補償を考える視点  石村 修
第2章 戦後補償裁判と日本国憲法  内藤光博
第3章 「花岡事件」和解から西松中国人強制連行事件
    広島高裁判決への道のり
     ― 日中関係の「壁」を乗り越えるために  新美 隆
第4章 戦後補償ピョンヤン国際シンポジウムの概要報告  古川 純
第5章 日韓併合期の警察機構  石村 修

II編 東北アジアをめぐる国際関係
第6章 東北アジア情勢と日中関係  金 熙徳
第7章 韓国の日本大衆文化需要の実態と課題  鄭
第8章 戦時下日本の文化政策
     ― 川崎・臨海工業地帯の地域形成と朝鮮人労働者  樋口 淳
第9章 日露戦後の対米宣伝とその目的
     ― ニューヨークに設立された東洋通報社とその活動について  大谷 正
第10章 沖縄米軍基地と日米地位協定の不正義  古川 純
第11章 武力攻撃事態法等「有事3法」と自衛隊イラク派兵のもたらすもの
     ― 岐路に立つ日本の立憲・平和主義  古川 純

III編 東北アジアの法体制の変革と展望
第12章 中国における物権法立法の進捗と問題  渠涛
第13章 中国行政法の発展と課題
     ― 中国法制度改革の現状に関する管見  呂 艶濱
第14章 1990年代末中国司法の人的力量の向上  高見澤磨
第15章 韓国・地方自治制度の変革の動向  崔 鐘晩

IV編 東北アジアの平和保障の展望
     ― むすびにかえて
第16章 東アジア共同体の構想と問題  小林直樹

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内容説明

今なお冷戦構造の存続する「東北アジア」。その諸国との間で、日本が解決するべき戦後補償問題を明らかにし、東北アジアをめぐる国際関係、法体制の変革、そして平和保障の展望を論証する。

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