ホーム > 複雑系社会理論の新地平 <社会科学研究叢書>

複雑系社会理論の新地平 <社会科学研究叢書> 5

目次

第1部 複雑系社会理論のための方法論
 第1章 実システムを捉える経済学の基本設計  吉田雅明
 第2章 非線形経済動学の可能性  小野﨑保
 第3章 社会学は創発特性問題を乗り越えたか  嶋根克己
 第4章 構成的アプローチに基づく社会科学方法論
     ―オントロジーに基づく構成的アプローチにむけて  矢澤清明
 第5章 物語の多重性と拡張文学理論の概念―システムナラトロジーに向けてⅠ 小方 孝
 第6章 複雑系と論理―マルチエージェント・システムと信念の改訂  金子洋之

第2部 複雑系社会理論の展開
 第7章 複雑系経済学・演習編―STELLAで例解  吉田雅明
 第8章 見えざる手による独占・寡占の創発  小野﨑保/柳田達雄
 第9章 ショケ積分による原始社会シミュレーション  高萩栄一郎
 第10章 価格競争の構成的アプローチに基づくシミュレーション分析  矢澤清明
 第11章 拡張文学理論の試み―システムナラトロジーに向けてⅡ  小方 孝

このページのトップへ

内容説明

複雑系以降、人文・社会科学の何が変わったのか。各現場での方法的転換を報告し、さらにシミュレーションを駆使し、商人と取引ルールの発生、価格競争のメカニズムや寡占市場の成立などを明らかにする。

このページのトップへ