ホーム > 歴史におけるデモクラシーと集会

目次

序文      西川正雄
専修大学学長挨拶  出牛正芳
東京日仏会館フランス学長挨拶  ピエール・スイリ

第1章 政治的諸形態における集会慣行の比較研究  マルセル・デュティエンヌ
 《コメント》 民主アテナイの市民たち  森谷公俊

第2章 反権力における人々の集まり ― 集会と意志決定  佐藤和彦
 《コメント》 対面と口頭の世界  酒井紀美

第3章 人民の声を受けとめ、言い表すこと
      ― 1792年6月20日をめぐる人民の声と立法府の中央集権  ソフィー・ヴァニシュ
 《コメント》 「人民の声」について  遅塚忠躬

第4章 近代庶民文芸にあらわれた女性のデモクラシー  青木美智男
 《コメント》 日本近世におけるデモクラシーとジェンダー  大口勇次郎

第5章 オチョロ (Ochollo) ― アフリカのプロト民主主義  マルク・アベレス
 《コメント》 存在への配慮  石川一雄

第6章 自由民権期の結社のあり方 ― 結社名の頭語と結語に注目して  新井勝紘
 《コメント》 新井報告の特質とその課題  栄沢幸二

第7章 日仏学術シンポジウム 討論の記録
       シンポジウムを終えて ― 「あとがき」にかえて  近江吉明
       関係者紹介

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内容説明

日仏学術シンポジウム(専修大学・日仏会館 主催)の記録。歴史上の多様な「集会」「会合」を検証し、「民主主義」の再検討とその可能性の追求を試みる。シンポジウム参加者による討論の記録も収録。

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