ホーム > 歪む身体

歪む身体

現代女性作家の変身譚

歪む身体
著者 カトリン・アマン
ジャンル 文学・語学
出版年月日 2000/04/01
ISBN 9784881251126
判型・ページ数 A5・222ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

目次

序章  越境する身体、拡散する意味
第一章 規定に反動する身体 ― 津島佑子『寵児』
第二章 性的アイデンティティの拡散 ― 松浦理英子『親指Pの修業時代』
第三章 窃視、検閲と現実の構築 ― 多和田葉子『犬婿入り』
第四章 境目が消える日常 ― 川上弘美『蛇を踏む』
第五章 万華鏡としての記号 ― 笙野頼子『母の発達』
終章  女性の規定を越えて

このページのトップへ

内容説明

津島佑子『寵児』、川上弘美『蛇を踏む』などの5作品の中に、現実とフィクションとの境界の消滅、さらに男/女といった二項対立の解体を指摘し、ジェンダー・アイデンティティの視点から分析する。

このページのトップへ