目次
はじめに 大庭 健
1. 生物における配偶システム 長谷川真理子
2. サルの性から、人間の結婚へ 榎本知郎
3. ヒトにおける精子間競争 R・ロビン・ベーカー、マーク・A・ベリス
4. 愛せよ、産めよ、より高き種族のために
― 一夫一婦制と人種改良の政治学 加藤秀一
5. 神前結婚式の倫理学
― 「性と宗教」の現在 窪田高明
1. 生物における配偶システム 長谷川真理子
2. サルの性から、人間の結婚へ 榎本知郎
3. ヒトにおける精子間競争 R・ロビン・ベーカー、マーク・A・ベリス
4. 愛せよ、産めよ、より高き種族のために
― 一夫一婦制と人種改良の政治学 加藤秀一
5. 神前結婚式の倫理学
― 「性と宗教」の現在 窪田高明
内容説明
類の再生産に関する所説を、生物学的観点から近代批判まで集約した。動物の配偶システムやヒトの婚姻形態、精子間競争にみる男女間の隠された戦略、近代化と神前結婚式の関連などを考察している。