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源氏物語(空蝉)

今川了俊筆 室町時代写本 一軸

内容説明

本巻は、光源氏の人生に微妙な精神的変革を与え、短編ながら重厚な一巻である。所どころ3類の朱による校異もあって、了俊筆本に出されている疑問が漸次氷解する伝書であろう。了俊85歳時の筆跡である。

巻子本(全長9メートル30.6センチ)、桐箱入。添状、解題(中田武司著)を付す。

専修大学図書館蔵古典籍影印叢刊は、専修大学図書館所蔵の稀覯本のうちより、蜂須賀家旧蔵の「阿波国文庫」及びフランス革命関係資料「ミシェル・ベルンシュタイン文庫」から善本を選び、技術を駆使して原型を忠実に再現した影印本である。

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